コシアカツバメ、撮れて満足
6月18日午後、見に行ってみると、ツバメが周回しています。ちょっと楽しげに見える、そんな飛び方です。ゆっくりと、しかしツバメらしいスマートさ。メリーゴーランドのようにも見受けられます。
行ったときは、3羽でした。コシアカツバメの巣に近づいたり、ツバメ(Hirundo rustica)の巣にも近づき1羽が覗き込んでいたので、2種類が混じって一緒に飛んでいるのかと思ったのですが。
カメラを構え始めると、1羽減って2羽になって飛んでいます。やがて、少し離れた所に止まってくれました。薄暗いのでどうしてもストロボを焚かないとなりません。それが光ると一瞬、2羽の身体がビクッと反応するのがわかりました。ありがたいことに警戒されて飛び立ってしまうということはありません。何枚か写真に収めることができました。しかし、ストロボの光が届くには距離があります。少しずつ距離を縮めました。
そして、かつて見覚えのある眼の光が……。コシアカツバメだと思いました。
それが写真1です。 (写真1)
また飛び立ちます。周回を繰り返し、コシアカツバメの巣にも顔を寄せに来たりします。
何分かしたとき、巣を見上げると出入り口に何か見えます。雛でした(写真2)。 (写真2)
そこへまもなく飛んできた、コシアカの決定的な写真を撮ることができました(写真3)。 (写真3)
数分後には雛とーー(写真4)。雛はちょうど、用を足そうとお尻を出してきました。 (写真4)
飛んでいる2羽が親子なのか、番(つがい)なのか、巣立ったばかりの子どもたちなのか、現時点で私には判断できませんが、何回か周回してはまたロープの所に止まってくれます。
今回最大限近づいて、当然ズームアップして、比較的見やすく撮らせてもらえたのが写真5です(トリミングはどの写真もしています)。 (写真5)
最後の写真6は、巣に飛んで帰って来たところです。 (写真6)
結局、今回も三脚の用意もせず、連写もしなかったのでした。