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磯子高校の森

神奈川県立磯子高等学校にある小さな森を残していきたい。磯子高校の記念としても。

磯子高校の森に、11月の初雪と積雪

11月24日の、雪に関する記事を検索してみました。

TOKYO Web、NHK NEWS WEB、YOMIURI ONLINEカナロコの4つの記事からの抜粋です。

①TOKYO Web

【神奈川】11月の初雪 県内冬景色 横浜、観測史上2番目に早く

横浜地方気象台によると横浜市での十一月の初雪は、十一月二十二日に観測された一九六二(昭和三十七)年以来。

NHK NEWS WEB

東京都心で初雪 11月の積雪 明治8年以降で初

11月24日 12時48分

24日朝は各地で初雪を観測し、いずれも11月としては、東京の都心と横浜市甲府市で昭和37年以来、54年ぶりに観測したほか、宇都宮市水戸市で31年ぶり、前橋市と埼玉県熊谷市でも14年ぶりに観測しました。 また、東京の都心では、午前11時にうっすらと雪が積もったのが確認され、11月としては明治8年の統計を開始して以降初めて積雪を観測しました。

YOMIURI ONLINE

東京都心、11月に初の積雪…降雪は54年ぶり

2016年11月24日 13時04分

 気象庁は24日、関東各地で初雪を観測したと発表した。

 東京都心では、気象観測を始めた1875年以来初めて、11月に積雪が確認された。都心のほか横浜、甲府両市で、1962年以来54年ぶりの11月の降雪となり、転倒によるけが人や一部で鉄道ダイヤの乱れがあった。

 前線を伴った低気圧が南の海上を通過していることに加え、関東の上空を真冬並みの寒気が南下し、雨が雪に変わった。東京都千代田区の気象庁で午前6時15分頃、初雪を観測した。さらに午前11時、同区北の丸公園の観測地点で、芝生がうっすらと雪をかぶったことを同庁職員が確認し、都心での積雪を発表した。

 東京での初雪は平年(1月3日)よりも40日早く、昨冬(同12日)よりも49日早い。関東各地の11月の降雪は、千葉市では初めて、宇都宮、水戸両市では85年以来31年ぶり、前橋市、埼玉県熊谷市では2002年以来14年ぶり。

カナロコ by 神奈川新聞

横浜、雪化粧 54年ぶり11月に初雪

11/25(金) 15:10配信

 強い寒気と低気圧の影響で24日、県内各地は雪となり、54年ぶりに11月の初雪となった横浜では、雪化粧した街並みが街路樹の紅葉とコントラストを描いた。東京都心でも54年ぶりに11月に雪が降り、1875(明治8)年の統計開始以降初の積雪も観測された。

 横浜の初雪は、平年(1月7日)より44日早く、昨冬(1月12日)より49日早かった。横浜地方気象台によると、相模原市中央区で1センチの積雪があったが、横浜の観測地点である同気象台(横浜市中区山手町)では積雪が確認されなかった。

 冷え込みも厳しく、横浜では午前11時過ぎの1・2度が日中の最低気温。県内の他地域でも今季最低を記録し、最低気温が0・5度だった三浦と0・8度の辻堂では、11月の観測史上最低を更新した。

  ◇      ◇      ◇      ◇      ◇    

これらを見ると、横浜における11月の初雪(降雪)は、4つの記事になっているのですが、積雪については上の3つには記述がなく、4つめのカナロコでは、横浜地方気象台の所在地では積雪が確認されなかった、とあります。

横浜地方気象台の所在地は、横浜市中区山手町99番地です。北緯35度26.3分、東経139度39.1分、標高39.1mにあります。港の見える丘公園に近く、埋立地があるものの、海まで最短直線距離で約400mに位置しています。

気象台の所在地では積雪が確認されなかった、というのは、やはり海に近いためでしょうか。 これは気象台に直接問い合わせてみないと分からないですね。

それとも、1cm未満は0cmと記載されるようなので、うっすら程度の積雪は0cmで、もしかしたらこれを、積雪が確認されなかった、と記事にしたのかなぁなどと、思ったりもするのですが、こういう小さな疑問を確かめていくというのも、億劫なものですね。

それはともかく、磯子高校の森には雪が降り、薄く積もったのは間違いありません。磯子高校の所在地は、北緯35度22分14.4秒、東経139度36分31秒、海抜約56m(通用門:東側の森の横)にあります。西側の森の最頂部は約70mです。

写真1が東側の森です。 f:id:akatsukaa:20161126220317j:plain (写真1)

写真2が西側の森です。 f:id:akatsukaa:20161126201047j:plain (写真2)

ここで、標高と海抜について、触れておこうと思います。横浜地方気象台は「標高」と書かれていますし、磯子高校には「海抜」と標示してあるからです。

検索してみると、『1分で読める!![ 違いは?]』の説明が分かりやすいので、そのまま引用させてもらいます。

 日本における「標高」は、東京湾の平均海面を基準(標高0m)とした土地の高さです。

海面は波があり固定されていないため、実際には、国会前庭に設置された日本水準原点(標高24.3900m)を基準点として測量されます。

「海抜」は「標高」同様、平均海面を基準として計測されますが、東京湾ではなく近くの港湾などの平均海面を基準としていることが多いです。

これは津波対策や高潮対策が必要な、海に近い地域での海抜表示などで用いるためで、近隣海面との比較が重要になるためです。

このため、山の高さや、土地の高さ、一般的な地理上の高さを表す場合「標高」、海の近くで津波や高潮の災害対策に用いられる場合は「海抜」が使われることが多くなっています。 

もう一つ、国土地理院ホームページの『標高と海抜と水準点』からの引用です(一部、加筆しています)。

 国土地理院(測量法)では、東京湾の平均海面を0mの基準面としています。

基準面からの高さを標高とよびます。

また、近隣の海面(たとえば大阪湾など)からの高さは海抜とよびます。

高さを計る出発点となった日本水準原点は、東京都千代田区永田町1丁目にあり、東京湾の平均海面からの標高 24.39 メートルに位置しています。平均海面を計るのが、験潮場(けんちょうじょう)と呼ばれる施設です。

また、水準点は正確な高さを求める測量をおこなうときに基準となる点です。

国土地理院で設置した水準点は、約2万点あります。

全国の主な道路沿いに約2kmごとに設置されています。水準点のない所の高さは、地形図の等高線から判断します。 

さらに、緯度と経度についても、調べて確認しておくことにします。

度(ど)・分(ふん)・秒(びょう)についても合わせて確認します。

こちらも同じく、国土地理院ホームページの『経度、緯度って何だろう?』を引用・参考にしながら。

1度は1分の60倍です。1分は1秒の60倍です。

東京付近での緯度1秒の長さは約31m、経度1秒の長さは約25mです。

60進法は時計と同じですが、ここでの分や秒は時間ではなく、長さを表します。

人工衛星の利用などにより、地球の直径が赤道上で約1480m、大きいことが分かり(その分を加えて、地球の直径は12756㎞となった)、それまでの測量の基準(日本測地系)が、世界的に統一された測量の基準(世界測地系)となりました(2002年4月1日、測量法改正)。

1分は60秒ですから、0.1分は6秒です。例えば、緯度の場合、1分違えば、60秒×31mで約1860m離れています。

横浜地方気象台と磯子高校は、緯度にして、北緯35度26.3分(26分18秒)-北緯35度22分14秒=4分4秒=244秒、経度にして、東経139度39.1分(39分6秒)-東経139度36分31秒=2分35秒=155秒の長さ(距離)があります。緯度の差は224秒ですから、224秒×31m=6944m、経度の差は155秒ですから、155秒×25m=3875mとなります。これは横浜地方気象台から南方向に約7㎞、西方向に約4㎞移動すると、磯子高校に辿(たど)り着く計算になります。

ついでに、直角三角形が描けますから、ピタゴラスの定理三平方の定理)を使って、横浜地方気象台と磯子高校の直線距離(斜辺部分に該当)を求めてみます。

(7×7)+(4×4)=49+16=65となりますから、だいたい√64=8。8㎞余りというところでしょうか。

横浜地方気象台と磯子高校が、そんなには離れていないということを、かなり回り道をして示すかたちになりました。

磯子高校脇の坂道の途中に、自動車何台分かくらいの空き地があります。翌日の11月25日午前9時過ぎ、朝日の陰になる所に生えた植物の上には、まだうっすらと雪が残っていました。