緑被率の注目すべき点
今回調査結果(平成26年度) 緑被率 28.8%
種別 樹林地:17.0% 農地:6.0% 草地:5.9%
上のデータは、横浜市の調査結果の報告にあったものです。 種別の3つのうち、ここでは樹林地に注目していきます。農地と草地は除きます。
農地を除く理由:農地は田園風景の主役ですが、田畑の目的は作物の栽培・収穫にあり、そのための土地は整備・管理されたものです。その田畑の中に、目的以外の植物が生えたとき、それは雑草として取り除かれます。ですので、ここでは基本的に対象から外します。
草地を除く理由:草地として数えられているものに、ゴルフ場、人造公園、グラウンドの芝生などが含まれています。これらも人が目的をもって植え、管理されている植物たちです。このような土地はすでに大きく改変された後である可能性が極めて高いので、注目する緑被とはしません。
ですから、注目する緑被率は樹林地の17.0%とします。
この樹林地に関しても、次回以降、その中身を考えていきます。